【初心者でも解る】レオパの行動 飼育下での行動パターン その8 レオパの温浴の必要性 レオパの寝方 熱中症対策と異物を喉に詰まらせてしまった時の対処法を解説

leopard gecko
レオパードゲッコー

レオパ(ヒョウモントカゲモドキ)を初めて飼育しているといろいろな行動が見られると思います。

今回もレオパの行動や習性についての解説をさせて頂きます。

レオパをぬるま湯で温浴させる

レオパをぬるま湯で温浴させる必要があるのは以下のような状況の時です。

  • レオパの手足や指先などに古い脱皮の皮が残る脱皮不全が見られる時
  • レオパが1~2週間以上うんちをせずに便秘の状態が考えられる時

健康状態の良好なレオパには基本的に温浴の必要性はありません。上記のような状態が見られた時は温浴による対処も検討しましょう。

レオパの手足や指先などに古い脱皮の皮が残る脱皮不全の状態が見られる時

飼育中のレオパに脱皮不全が見られる時は35~40℃前後のぬるま湯をプラケースなどに3~5cm程張った状態で10~15分前後レオパを温浴させて様子を見ます。

温浴後に古い脱皮の皮をピンセット等でゆっくりと剥がして行きます。

軽度の脱皮不全であれば比較的簡単にはがす事が出来ます。

古い脱皮の皮が皮膚に癒着してしまっていると簡単に剥がれずに無理に引っ張るとレオパが痛がります。

そのような時は数日間温浴を行い徐々に脱皮の皮をふやかしてから少しずつ取り除いていきます。

もし数回の温浴を行っても古い皮が取れない時は爬虫類の診察が可能な獣医師さんへの相談をお勧め致します。

レオパの健康 脱皮の周期と頻度

レオパが1~2週間以上うんちをせずに便秘の状態が考えられる時

通常の飼育環境ではレオパにエサを与えた後は数日でうんちをします。

エサを食べた後に1~2週間以上うんちが見られない状態の時は何らかの理由でレオパが排便出来ない状況が考えられます。

このような時の対処方法としてぬるま湯による温浴を行い、一時的に体温を上昇させ排便を促す方法があります。

この時も35~40℃前後のぬるま湯をプラケースに3~5㎝程張った状態でレオパを10分~15分程、温浴させケージに戻して一晩から半日程様子を見ます。

その後、無事にうんちをしていればそのまま飼育を続けて行きましょう。

季節の変わり目などの気温が下がりやすい時期などは温度の低下に気を付け対策を行ってあげて下さい。

温浴してもうんちをしない

ぬるま湯での温浴後もうんちが出ない時は他の原因による可能性を探します。

もしこの時レオパの飼育ケージにデザートソイルなどのソイル系床材やウォールナッツサンド、デザートサンドといったレオパが誤飲 誤食の可能性がある床材を使用している時は要注意です。

床材の誤飲 誤食による腸閉塞の可能性が考えられます。

もしこのような場合に温浴を数回繰り返してもレオパがうんちをしない時は腸閉塞の疑いがありますので早急に爬虫類の診察が可能な獣医師さんへの相談を行いましょう。

▼こちらの記事でもレオパの誤飲 誤食をおこしやすい床材に触れていますのでご参照ください。

【初心者向け】レオパ飼育の床材問題 誤飲を防ぐ床材の選び方

レオパの寝方

レオパは主に夜行性です。その為に昼間に寝ている姿を見かける事が多くすやすやとリラックスして寝ている姿に癒されます。

レオパはシェルターの中で寝ている事が多いのですが飼育環境に慣れた個体や性格の大胆な子等はシェルターの外でもリラックスしたように寝ている姿を見る事もあります。

レオパの寝方や寝姿は様々です、シェルターの中で丸まりネコのような姿で寝ている事もあれば全身をダラ~と伸ばして寝ている事もあります。

またレオパの寝方の基本はうつぶせです。

長時間仰向けになって寝るような行動は取らないので飼育中のレオパが長時間仰向けで寝ているような事があれば一度爬虫類の診察可能な獣医師さんへの相談を行って下さい。

また活餌でコオロギやジャイアントミルワームなどをレオパのケージに放置しておくと睡眠中のレオパを齧ったりして傷をつける事があるので食べ残しは取り除いた方が安全です。

レオパの熱中症

暖かい環境を好むレオパですが暑さにも限度があります。

特に夏場の締め切った部屋では室温が40℃前後まで上がる事もあり、危険です。

室内の換気があり、空気が入れ替わって蒸れていなければ35℃位でも耐えられますがこの状態が続くとやはりレオパの状態にも影響が出ます。

真夏の高温時にはエアコンをかけたり、室内の窓を開け扇風機を掛けるなどの対策が必要となります。

夏の旅行などで数日間家を留守にする際もレオパは基本的に留守番をしてもらっていた方が良く、一緒に旅行に連れて行くことはお勧め致しません。

▼旅行前と旅行時の対策はこちらの記事をご参照ください。

レオパ飼育者 旅行時の対処法|レオパの留守番方法は?

レオパがエサや異物を喉に詰まらせる

レオパは固いエサや床材などを喉に詰まらせてしまう事故もあります。

  • レオパの口のサイズに合わない餌
  • デュビアの成虫
  • ハスクチップなどの床材
  • アスペンマットなどの繊維質の床材

レオパの口のサイズに合わない餌

これはレオパの幼体などの給餌の際に口の大きさに対し大きすぎる餌を与えた際に起こります。

レオパは首が細く咥えた餌を少し噛んで喉元に押し込むようにしながら飲み込んでいきます。

この時に与えたエサが大きすぎると喉に詰まらせてしまう事があります。

人工餌等は給餌の際は飲み込みやすいように小さめのサイズを与えてあげましょう。

デュビアの成虫

レオパの成体に対してデュビアの成虫を与えた際に起こるケースです。

中には硬いデュビアの成虫を砕きながら食べてしまうワイルドな個体も居ますが慣れていない個体は途中で詰まらせる原因にもなり易いのでお勧めはしません。

デュビアの成虫はオスメスいれば繁殖もできるので自家繁殖させて小さいデュビアをエサにした方が安全ですし経済的でもありますね。

ハスクチップなどの床材

これは給餌の際にエサと一緒にハスクチップの繊維を咥えてしまい誤って飲み込み詰まらせる事故です。

レオパが途中で吐き出してくれれば良いのですが床材の形状と大きさによっては詰まる原因となります。

給餌の際は床材を一緒に食べてしまわないよう注意が必要です。

アスペンマットなどの繊維質の床材

これもハスクチップと同様の注意が必要です。

特にレオパゲルやレオパブレンドといった人工餌は性質上、床材の付着を起こしやすく注意が必要です。

状況に応じてレオパを別の容器で給餌を行うなどの対応を取るようにしてあげて下さい!

初めてのレオパ飼育|人工餌への餌付け方と慣らし方

実際に喉に詰まってしまった時の対処法

もしレオパが喉に異物を詰まらせてしまった時は飼育者さんは慌てずにレオパを刺激しないようにまずはレオパが自力で異物を口から吐き出すまで少し様子を見ましょう。

暫くしても吐き出せていない時はレオパを持ちピンセット等で口の中の異物をそっと取り除くようにしてあげて下さい。もし難しい時は早急に爬虫類の診察が可能な獣医師さんへの相談を行って下さい。