Contents
レオパードゲッコーとは? 爬虫類の仲間なの?
レオパードゲッコー(通称 レオパ)和名ではヒョウモントカゲモドキと呼ばれるヤモリの仲間です。
愛らしい表情と温和な性格からペットとして人気の爬虫類です。
近年では女性のレオパ飼育者も多くペットとしての人気の高さが伺えます。
レオパードゲッコーの寿命は? 何年くらい生きるの?
レオパの飼育下での平均的な寿命は10年前後。
個体の健康状態や飼育環境によっては平均寿命以上に長生きする個体もいます。30年近く長生きした個体も知られています。
反対に病気や不慮の事故で早期に亡くなってしまう場合もありますのでペットを飼う前に飼育者さんとしての心構えも考慮して迎えてあげてくださいね。
レオパードゲッコーの大きさは? どれ位になるの?
レオパの大人の全長は約18~25cm位です。
人間の大人の両手の掌に乗る位のサイズ感ですね。
ペットとして大き過ぎず小さ過ぎずの丁度良いサイズから人気があります。
レオパードゲッコーの餌は? 何を与えれば良いの?
レオパの主食は昆虫です。餌用に養殖されたコオロギやミールワーム等が一般的です。
近年は爬虫類用品を扱う各メーカーがレオパ専用の人工飼料(exグラブパイ、レオパゲル、レオパブレンドフード等)を開発し販売されているので昆虫が苦手な方でもレオパの飼育がしやすい環境が整っています。レオパの飼育者の好みに合わせて餌のバリエーションが選べるのは良いですね。
特にレオパブレンドフードは保存が容易な人工餌料として又人工飼料の中でも嗜好性が高くレオパに最適です。
餌を与える頻度ですがレオパの成長段階によって変化します。
ベビーサイズから生後3か月位までは一番の成長期に当たる為、毎日食べるだけの十分な量を与えて下さい。
生後6か月から1年未満のサブアダルト期では体格もしっかりして食いだめができるようになりますので約3日に一度、食べるだけ与えて下さい。
生後1年以上のアダルト個体では1週間に一度、食べるだけ与えれば十分です。アダルトサイズでは尾に脂肪を蓄えてエネルギーをためておく事が出来るようになる為、あまり頻繁に餌を食べなくても大丈夫な身体になります。
レオパの魅力で良く栄養を蓄えたぷにぷにの尻尾が可愛いんですよね!
レオパの餌についてお勧めの冷凍コオロギやデュビア、レオパゲルやレオパブレンド等人工飼料についてこちらの記事で解説していますのでご参照下さい↓
レオパードゲッコーは水を飲むの?
レオパは良く水も飲みます。専用の水容器に新鮮な新しい水を入れてあげましょう。
レオパードゲッコーは脱皮する?
レオパは爬虫類の仲間なので脱皮をして成長します。
脱皮をスムーズに行うにはある程度の湿度が必要です。
レオパは脱皮の前に身体が白っぽくなり古い皮膚が浮き上がり剥がれ始めます。
脱皮が始まったらケージ内に霧吹きでスプレーをして一時的に湿度を高めると脱皮がスムーズに行われます。
レオパードゲッコーの値段は? いくら位で買えるの?
レオパことレオパードゲッコーの値段は最もポピュラーな品種のハイイエローというモルフで大体¥5,000~¥10,000-前後から販売されています。
品種や大きさによって値段の差があり高級品種では数十万円の価格が付けられる事もあります。
レオパを購入出来る場所は爬虫類専門店やホームセンターの小動物コーナー等もありますが爬虫類の即売会イベントや個人のブリーダーが集まるブリーダーズイベントも開催されていますので色々見てお気に入りの子を見つけてみるのがお勧めですよ。
ショップやイベントなどで目が合ってしまったが故に連れて帰ってきてしまった方もいると思います。ペットとの出会いもその時のフィーリングを大事にしてこれからの楽しいレオパライフを過ごして行きましょう。
以下の記事ではレオパの購入時の注意点などを詳しく解説していますので併せてご覧ください!↓
レオパードゲッコーの住む家は? どれ位の広さが必要?
レオパの住環境は爬虫類専用ケージやプラケースなどが一般的です。
通気性が良く、過度に蒸れない環境を保てるように網状やメッシュ状の蓋が出来るケージがおすすめです。
ケージの幅はレオパの2倍以上の大きさが理想的ですがそれよりも多少小さくても構いません。しかしレオパの隠れ家となるシェルターや水容器等のスペースを取れる位のサイズは必要となります。
レオパのケージの床材はペットシーツや砂系等様々なアイテムがありそれぞれの飼育者のスタイルに合わせて選ぶ事が出来ます。
種類の多い床材については以下の記事で詳しく紹介していますのでご参照ください↓
レオパに最適な床材とは?誤飲誤食の少ない安全に使える床材選び はこちらをクリック
レオパードゲッコーの飼育温度は? 寒いのは大丈夫?
レオパの故郷は中央アジア~西アジア(パキスタンやアフガニスタン、インド北西部)の年間を通して暖かい地域が原産です。
変温動物でもあるレオパは哺乳類のように自分で体温調整が出来ません。そこでパネルヒーター等の保温器具を使用してケージを温める必要があります。
ケージ内の温度は25~30℃前後に保ちます。パネルヒーターをケージの半分くらいに使用すると暖かい場所と涼しい場所が出来るのでレオパが自分で移動して体温調整がしやすくなります。
特に餌を食べた後は消化にエネルギーが必要になるのでレオパが身体を温める必要があります。
餌を食べた後に身体が冷えると消化不良の原因にもなり体調を崩す原因にもなりますので注意が必要です。
以下の記事では冬場の飼育に必需品の専用ヒーターの種類と使用方法を詳しく解説していますのでご参照ください。↓
レオパードゲッコーについてのまとめ
・レオパとはレオパードゲッコーの略でヒョウモントカゲモドキというヤモリの一種で爬虫類の仲間
・平均で10年前後の寿命があり結構長く一緒に暮らせる(健康状態と個体次第ではより長く一緒に暮らせる可能性もあります)
・18~25cm前後と一般家庭の住居でも飼える大きさ
・餌は主に昆虫だが代用食の専用フードも販売されている。
・飼育には専用ケージと保温器具が必要
以上を参考にして頂いて楽しいレオパライフを始めて下さいね!
最近のコメント