【初心者向け】レオパの健康 肥満と運動の関係

leopard gecko
レオパードゲッコー

レオパを飼育していて気になる所が「小さいケージで飼育して運動不足にならないか?」

更に「運動させる為に部屋の中を散歩させたいけど大丈夫か?」

といったような疑問が浮かぶ方もいらっしゃると思います。

今回はレオパの肥満と運動の関係について解説させて頂きます。

レオパの肥満は運動不足から来るのか?

最初に結論からお答えさせて頂くとレオパの肥満の原因は栄養価の高いエサの与え過ぎによる事から生じているケースが殆どとなります。

レオパのベビーや幼体時などカロリーと栄養素を特に必要とする成長期を除くとレオパは毎日ご飯を食べなくても大丈夫な身体になります。

成体の成長しきったレオパに対して毎日とまでも行かなくても2~3日置きに食べるだけご飯(エサ)を与え続けてしまうとあきらかにカロリーオーバーとなってしまい肥満の原因へと繋がります。

成体のレオパでも妊娠中の産卵前後の個体は猛烈な食欲をみせ、毎日与えた分だけ食べる事があります。
これは産卵に必要なカロリーと栄養分を取り込む必要がある為です。このような状態の個体には必要な分だけ十分な量の給餌を行います。

レオパの成体 肥満の見分け方

レオパは品種や血統、育ち方によっても成体へと成長した後も個体の変化が大きく見た目の判断が難しい種類でもあります。

ただ現在の飼育状況から肥満の傾向が高いといった判断を飼育者の方ご自身が判断できる材料は提供できますので以下を参考にして頂けますと幸いです。

  • レオパが3歳以上の個体である
  • 毎日食べるだけエサを与えている
  • エサの種類にハニーワームやジャイアントミルワームが多い
  • 常にお腹が張った状態である
  • 飼育ケージが60㎝サイズ以下である

上記の5項目で3つ以上の条件が当てはまるようでしたら肥満の傾向が見られます。

次は肥満対策を解説していきます。

肥満対策に必要なこと

レオパの肥満対策に必要な3つの事だけです。

  • 給餌回数の見直し
  • 給餌しているエサの種類の見直し
  • 体重測定と尾の太さの確認

給餌回数の見直し

レオパの成体の肥満対策としては給餌回数の見直しが必要となります。

幼体からヤングサイズの成長期にあたるレオパには毎日の給餌を行っていても大丈夫ですが成長を一通り終えた生後3年以上の成体サイズの大人のレオパには毎日の給餌は内臓への負担と繋がります。

成体サイズの大人のレオパには週に1~2回程度の給餌で十分栄養的に間に合います。

この間隔で与える際も常に食べるだけ与えるよりは腹八分目くらいに留めておきましょう。

与えればもう少し食べれるちょっと手前で止めておくと良いです。

給餌はレオパとのコミュニケーションでもあり飼い主さん的には毎日のスキンシップの一環としてマメな給餌を行ってる方もいらっしゃると思います。週に一度だと可哀そう、飼ってる気がしないといった方はレオパに毎日与えて頂いても構いません。
ただその際はコオロギを1匹程度と必要最小限に留めて置きましょう。その方がレオパがより長生き出来ますので!

給餌しているエサの種類の見直し

レオパの成体に好んで食べてくれるからと言って好物のヘニーワームや安くて便利だからとジャイアントミルワームばかり与えていませんか?

これらの餌が与えている餌の全体の割合で50%以上を占めている場合は減らして行きましょう。

レオパの成体を長生きさせる為にはこれらの高カロリーな餌は月に一度程度のおやつ感覚で大丈夫です。

レオパの成体への主食はコオロギやデュビアなどの栄養バランスの取れた餌昆虫にしておく事をおすすめします。

レオパ用人工餌を食べている個体も与える量はセーブしながらにしておく事が大事です。

体重測定と尾の太さを確認

成体のレオパの平均体重は50~70g前後となります。

これは品種(モルフ)等によっても幅があり100gを超すような大柄の個体もいれば50g以下の小柄な体格の個体の成体も居ますので参考程度に留めて下さい。

レオパはオスの方が総じて身体が大きく体重も少し重くなる傾向があります。

尾の太さも品種や血統、個体差による幅が大きく余りそこばかりだけを見ても参考になりくい所があります。

パット見た感じで極端に太くなく、細くもなくといったかなりアバウトな感じになってしまいますが適度な太さと尾の張り具合を見て頂ければ良いです。

レオパに肥満防止の回し車は必要か?

今回お伝えしてきた内容のようにレオパの肥満の原因はエサの頻度と回数によるものと説明させて頂きました。

レオパはハムスターやマウスのような小型哺乳類と違い毎日広範囲に渡って餌を探し食べ続けなくても大丈夫な生き物です。

一般的な飼育ケージでの相対的な運動量に対して成体のレオパに対する適切なエサの量と回数の給餌を行って頂ければ回し車を設置しなくても問題ありません。

ただペットとしてレオパを飼育する時においてはペットに求める要素(=ペットの行動観察)が飼育者さんにはあり、レオパが良く動いている姿を見て見たいといった飼い主さんサイドの欲求(好奇心)尊重するべき部分かなと思う所もあります。

レオパの成体にとって事故が起こらずに無害な遊具のケージ内への設置は飼育者さんの知的好奇心を満たすアイテムとして設置をしてみても良いのでは無いでしょうか?

私個人としてはレオパが使ってくれて健康上問題が無ければ良いのでは?と最近は思います。

回転ホイールや回し車の設置はレオパの個体との相性も大きくあります。
もし設置後にレオパに少しでも不具合が見られたら速やかに撤去を行いましょう。
自然界に回り続ける遊具は本来存在しない事、レオパが未知の体験に困る場合も飼育者さんは考えてあげて下さい。