メダカの越冬のさせ方・冬場の管理 【屋外編】

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「外で飼っているメダカは冬は室内に入れた方が良いの?」メダカを始めて飼育している方は冬場の寒さが気になりますね。

今回はメダカの冬場の越冬のさせ方と冬場の管理について【屋外編】をご紹介致します。

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  1. メダカ飼育 越冬のさせ方
  2. メダカ飼育 冬場の容器の置き場所
  3. メダカ飼育 冬場の水深
  4. メダカ飼育 冬場のエサやり
  5. メダカ飼育 冬場の水換え

1.メダカ飼育 越冬のさせ方

野生のメダカは池や河川などで日本の四季の変化に適応して生きています。

改良されたメダカもこの性質を引き継いでいるので屋外での通年飼育が可能となります。

メダカは緩やかな温度の変化であれば2℃~38℃までの水温に適応が可能な強健さも持ち合わせている凄い魚なのです。(飼育中の急激な水温変化には耐えられないので十分な注意は必要です。)

屋外でメダカを飼育している方はそのままの状態で越冬させることが出来ますがいくつかのポイントがありますのでこれから説明させて頂きますね。

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2.メダカ飼育 冬場の容器の置き場所

メダカを屋外で飼育する際の冬場にメダカが入った容器の置き場所ですが、なるべく南向きの明るい環境に容器を置くようにしましょう。

日陰や暗い環境ではメダカの活性が下がり、冬季でもメダカが病気になる可能性にも繋がりますので冬場も陽が当たる明るい環境に飼育容器を設置しましょう。

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3.メダカ飼育 冬場の水深

冬場のメダカ容器の水深ですがこれはたっぷり余裕を持って水深を深く取りましょう。

水深が浅いと水面が凍る可能性もあります。ただ、水面が凍る位ではメダカは死んだりしないので大丈夫です。

冬場は空気が乾燥し水分の蒸発が早くなります。

水深が浅すぎると最悪の場合、飼育容器の水が干上がりメダカが干からびてしまう可能性もありますので注意しましょう。

冬場はあまりベランダや庭先に出てメダカの容器の点検を怠りがちなので注意してあげて下さい。

水深を深くすることで水量が増え水質も安定しやすくなるメリットもあります。

冬場、水温の低い時期のメダカは飼育容器の底の方でジッとしている事が多いです。そのままそっとしておいてあげましょう。

逆に春先から夏場にかけてはメダカの活性が上がり飼育容器の淵ギリギリまで水深があると飛び出し事故にも繋がるので季節に合わせた水深の上下調整を行いましょう。

4.メダカ飼育 冬場のエサやり

冬場のメダカのエサやりについてですが水温の低い状態ではメダカは殆ど活動をしません。そのためエネルギーを消費しないためエサを食べなくても大丈夫です。

積雪の多い地方の方は雪解けのシーズンまで餌を与えなくても大丈夫です。

積雪が少なく冬場でも気温が比較的高い地域でしたら、陽が差して暖かい日(目安として日中に最高気温が15℃位の日)にメダカが水面付近に上がってきている状態なら極少量(1~2分で食べきる程度)で構わないのでエサを与えて見ましょう。

メダカが水底付近でジッとしているような時は活動出来る水温ではない為、エサは与えなくても構いません。

屋外で冬場メダカを飼育している場合、一週間に一度程、気温の高い(日中の最高気温が15℃前後)の日に1~2分程で食べきる量を与えればOKです。

良く冬場のメダカ飼育で失敗しがちな例として春から夏のメダカの活動が活発な時期と同じペースで冬場もエサを与え続けてしまいエサの残りが水質を悪化させてしまい全滅したといった失敗例が上げられます。

特にグリーンウォーターが濃い状態だと水底に沈んだエサの残りを確認しずらく冬場でもメダカがエサを食べているのだと勘違いをおこしてしまう場合もありますので水温とメダカの活性については良く覚えておくと失敗を起こさずに済みます。

グリーンウォーターはメダカが摂取し餌にもなる為、気温の低い冬季でもメダカが痩せにくいので越冬にはグリーンウォーターの使用をお勧め致します。

またメダカの活性が低い時期のPSBの使用もお勧めです。

PSBはメダカの栄養補給の補助的な効果もあり水換え頻度の少なくなる冬季の水質改善効果も見られます。

冬季のPSB添加は数日~1週間に一度程度を目安に行うと良い結果が得られると思います。

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5.メダカ飼育 冬場の水換え

冬場のメダカの飼育容器の水換えについてですが、ここは殆ど行わなくても大丈夫です。

水温が低いとメダカの活性も下がります。

メダカの活性が下がるとエサも殆ど食べませんので水質も変化し難い状態になります。

冬場は基本的には蒸発した分の水を飼育容器に足して行く事で問題ありません。

水を足すときの注意点としてはメダカの飼育容器の水温と新しく足す水の水温に差が無いように注意をしましょう。

くれぐれも寒そうだからと言って温水やぬるま湯を足してしまうと急激な水温変化でメダカがショックを起こし最悪死んでしまう場合もありますので水温の急変には注意が必要です。

新しく足す水は半日から一日程汲み置きをし、メダカの飼育容器の傍の屋外に放置し水温差を無くしてから使用しましょう。

また新しい水にはカルキ抜き等中和剤の使用も忘れずに添加しておきましょう。

以上のポイントを踏まえて頂ければ初心者の方でも屋外飼育でのメダカの越冬は行えますので参考にして頂けますと幸いです。

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