初めてのミシシッピニオイガメ冷凍赤虫から人工餌への慣らし方

ミシシッピニオイガメ ミシシッピニオイガメ

ミシシッピニオイガメの赤ちゃん(ベビー)は小さくてとても可愛い存在です。

今回は赤ちゃんサイズのミシシッピニオイガメの餌の与え方と注意点を解説させて頂きます。

  • 【ステップ1】ミシシッピニオイガメ(ベビー)を入手したら
  • 【ステップ2】人工飼料に餌付いてない時は冷凍赤虫から
  • 【ステップ3】冷凍赤虫から人工飼料への切り替えのタイミング

【ステップ1】ミシシッピニオイガメ(ベビー)を入手したら

熱帯魚ショップやホームセンターのペットコーナー、爬虫類ショップ等で見かける機会のあるミシシッピニオイガメ、特に1円玉サイズのベビーサイズはおもちゃのような可愛らしさがあり、お子様にねだられて飼い始めた方もいらっしゃると思います。

環境に馴染んで少しでも成長したミシシッピニオイガメは丈夫で飼い易い種類なのですが主に日本に輸入された直後の小さなミシシッピニオイガメは生まれて間もない事が多く、とても繊細でデリケートな時期に当たります。

この一番かわいくて小さな時期の個体から飼育を始められる方が多く、飼育における問題が発生し易いのも飼育開始当初に多く見られます。

ミシシッピニオイガメのベビーを飼い始めた方に最初に抑えておいて頂きたいポイントは以下のようになります。

  • 飼育初期の水温は高めを維持(26℃~30℃)
  • ベビーサイズから飼育を開始する時は足場(スロープ、浮島)は必ず設置を行う
  • 夏以外の季節はバスキングライトで陸地も保温すると更に良い

上記の条件を配慮した環境設定を行うと失敗が少ない状態での飼育が行えます。

【ステップ2】人工飼料に餌付いていない時は冷凍赤虫から

ミシシッピニオイガメのベビーは飼育開始直後からすんなりと専用フード等の人工飼料(人工餌)を食べてくれない事が良くあります。

これは販売されていたショップさんに入荷後間もない(1~2週間以内)状態であったり、ショップさんで与えていた餌の種類の違いであったりと飼育者さんが手にする前の事ですのでこのような状況では何も出来ません。

人工餌に餌付いた状態のミシシッピニオイガメを入手するにはショップに入荷後に人工餌に慣れている事を確認してからの購入(お迎え)をお勧め致します。
その為、購入しようとする際はその個体がいつ入荷した個体か?人工餌に餌付いているかの確認はきちんと行ってからの方が安心です。

飼い始めたミシシッピニオイガメのベビーが人工餌を食べてくれない時は代わりに

冷凍赤虫を与えて見ましょう。

冷凍赤虫はミシシッピニオイガメのベビーの殆どが食べてくれる嗜好性があります。野生でのミシシッピニオイガメのベビーの食性に近いのでお勧めです。

もしミシシッピニオイガメのベビーを水槽で水深の深い環境で飼い始めた場合に泳ぎのまだ上手くないベビーが上手く潜れずに沈んだ赤虫に気付かない事も良くあります。

そのような時はちいさなプラケースやタッパー容器に水槽の飼育水を2cm程取りそこに一旦ベビーを移してあげます。

そこに冷凍赤虫を入れてあげれば殆どのベビーがすぐに食べてくれますので水槽飼育でベビーに餌を与える際にお勧めの手法です。

冷凍赤虫を食べてくれるようになればまずは一安心です。

ここまで来たら次は一日に与える回数を増やして行きましょう。

ミシシッピニオイガメのベビーは一度に沢山の餌を食べる事が出来ません。

大人のミシシッピニオイガメのような体力も少ないのでベビーは毎日少しずつ餌を食べ続ける必要があります。

ベビーに冷凍赤虫を与える回数は一日3~4回程は与えられるようにしましょう。

冷凍赤虫を食べる回数が増える程、ベビーの活動は活発になって行きます。

この頃には泳ぎ方も徐々に上手くなってきていると思いますので安心して見ていられるようになって来ると思います。

【ステップ3】冷凍赤虫から人工餌への切り替えのタイミング

冷凍赤虫を一日3~4回程与えているミシシッピニオイガメのベビーは日が経つにつれて食欲が増してきます。

飼育開始後2週間~1カ月程も経過すれば環境にも慣れてくる頃合いです。

冷凍赤虫は嗜好性が高くベビーの餌付けには最適な餌なのですがそれだけでは栄養価が偏ってしまいその後の成長に支障をきたしてしまいます。

この辺りから栄養価の高いニオイガメ専用フードや水棲カメ用人工飼料に切り替えて行きましょう。

まずこの頃には餌の時間になると飼育者さんの方に寄って来るようになります。

お腹が空いて寄って来るようになればそのタイミングで人工餌を数粒与えて見ましょう。

この時、食欲のある個体は餌の匂いを嗅いですんなりと食べてくれる個体もいれば匂いを嗅いでから素通りしてしまう個体等反応は様々だと思います。

すぐに食べてくれれば切り替えは成功です!

後は毎日人工餌を与えて丈夫な個体に育てましょう!

問題は人工餌への反応が悪い個体です。このような個体は元々のサイズが小さかったり、食の細い個体であったりとそれぞれの個体の事情を抱えている個体に見受けられます。

そのような個体の場合の人工餌への慣らし方はステップ2で行った別のケースでの給餌の方法を利用してみましょう。

プラケースやタッパー容器に飼育水を入れそこで冷凍赤虫を入れてベビーに与えます。この時に冷凍赤虫と一緒に人工餌も数粒混ぜて与える方法です。

この与え方だといつのまにか人工餌も食べる事が多く、始めのうちは人工餌だけ残してしまう個体もいますが根気強く与えていれば時期に食べるようになってくれる個体もいますので頑張って続けて見て頂くと良いです。

最後に

ミシシッピニオイガメのベビーは小さく可愛い反面デリケートな部分もありますが最初の餌付けが上手く行けば飼い易く飼育していて楽しい水棲カメです。

今回の記事が飼育中の疑問の解決への参考となれば幸いです。