【初心者向け】ヤマトヌマエビの体調と行動 体色変化の原因と対処法を解説

熱帯魚

ヤマトヌマエビは熱帯魚や水草水槽、メダカの水槽のコケ取りや掃除屋さんとして飼育をされている方も多いのでは無いでしょうか?

ヤマトヌマエビを飼育していると「ヤマトヌマエビが赤い」「急に赤くなった」

「ヤマトヌマエビが白い」「白くなってからヤマトヌマエビが動かない」

といったように体色の変化が出て来る事がたびたび起こります。

今回はヤマトヌマエビの体色変化の原因と対処法と行動についての解説をさせて頂きます。

ヤマトヌマエビの体色変化

ヤマトヌマエビが青い

健康な状態の時、ヤマトヌマエビの体色は薄く緑色が掛かったような色や青い色(青っぽい色合い)をしています。

また、透き通るような透明感がある時も健康な状態だと判断出来ます。

そのような色合いの時に盛んにコケや藻、水草の表面や流木などをツマツマしていればヤマトヌマエビの健康状態はとても良い状態です。

《チェックポイント》
【ヤマトヌマエビの健康状態の目安】

☆ヤマトヌマエビが青い⇒健康状態が良い

☆ヤマトヌマエビが透明⇒健康状態が良い

では、次にヤマトヌマエビの状態が良くない時の体色について解説していきます。

ヤマトヌマエビが赤い

「今まで透明だったヤマトヌマエビが段々赤くなってきた」

「ヤマトヌマエビの頭の方が赤っぽい」

「赤く変色してきて病気っぽい感じがする」

飼育中のヤマトヌマエビが徐々に赤くなってきた事はありませんか?

このような状態の時は要注意です!

すぐに以下の条件を確認しましょう!

★水温のチェック⇒水温が28℃以上になっていないか?

★酸欠のチェック⇒エアレーションは出来ているか?

★水の汚れのチェック⇒最後に水を換えたのはいつか?

水温のチェック⇒水温が28℃以上になっていないか?

ヤマトヌマエビは高水温(28℃以上)の状態が続いたり急な水温上昇に対してデリケートです。

ヤマトヌマエビは水温の上昇が続くと徐々に体色が赤く変化してきます。

特に夏場などの水温上昇時にみられやすいので夏場の高温対策は行いましょう。

対処方法は上昇してしまった水温を下げるための措置を行いましょう。

水温を下げる時の注意点は冷たい水や氷を入れて急激に冷やさないことです。

水温の急な変化はヤマトヌマエビやその他の熱帯魚や金魚、メダカにもダメージを与えてしまいます。

水温を下げる時は冷却用ファンを使用したり室内クーラーで水槽の設置してある部屋の温度を徐々に下げて行きましょう。

酸欠のチェック⇒エアレーションは行われているか?

ヤマトヌマエビは豊富な酸素が水中に溶け込んでいる状態を好みます。

元々の生息環境が溶存酸素量の豊富で常に新鮮な水が流れて来る綺麗な河川に住んでいる為です。

その為、水槽内の酸素の量が不足してくるとヤマトヌマエビは最初は苦しそうに暴れるように泳ぐようになります。

*健康な状態のヤマトヌマエビでも状況により突然暴れるように水槽内を泳ぎ回る事があります。

これは水換えによる水温の変化や春以降の季節の変化によるヤマトヌマエビの繁殖期に良く見られる動きです。

特にメスの成体が脱皮をした後にオスが水槽内を勢いよく泳ぎ回る姿が確認出来ると思います。

慣れないうちは判断が難しいかも知れませんが水温、酸欠、水の汚れに問題が無ければ繁殖行動によるものと見て良いでしょう。

次に体が乳白色になってきたり、赤くなり始めます、更に酸欠が進むと横になったりひっくり返る痙攣などを起こし最悪の場合はそのまま死亡してしまう事もあります。

飼育水槽の酸欠状態による生体への影響は酸素不足に弱いヤマトヌマエビやミナミヌマエビといったエビ類から反応が始まります。

酸欠や高温が原因で死亡してしまったエビは赤く茹で上がったような状態になります。これはエビ等の甲殻類は死後に細胞が変色し赤くなる為なので茹でなくても死後は赤く変色して行きます。

対処方法は水槽のエアレーションがきちんと行われているか確認をして水中に酸素を送り込みます。

外掛け式フィルターや上部式フィルター、外部式フィルターを使用している時はろ過を終えた水の排出口が水面より低い位置に設置してある場合に十分な量の酸素が溶け込んでいない事も考えられますので水位を下げるかフィルターの水の排出口を水面より上にして酸素が溶け込みやすいように調整を行って下さい。

水草を中心としたレイアウト水槽で二酸化炭素(CO2)の添加 を行っている時も夜間の酸欠やCO2の添加し過ぎによる酸欠に注意を行いましょう!

水の汚れのチェック⇒最後に水を換えたのはいつか?

ヤマトヌマエビは元々、水質の綺麗な河川に住んでいる種類です。

その為、水槽の水質の悪化にも敏感に反応します。

飼育開始当初で生物ろ過の働きが弱い場合は水中のアンモニアや亜硝酸濃度が高くなりやすい時期です。

このような水質の状態でもヤマトヌマエビの体色は赤くなりやすくなります。

飼育開始初期段階では液体のろ過バクテリアを添加し、水質の安定化を図りましょう。

ろ過バクテリアがフィルターに定着し水質が安定してくると暫くは水を換えなくても水槽内の環境が安定してきます。

ただ定期的に水を交換しないと飼育水が段々と古くなってきます。この状態が続くとヤマトヌマエビの体が徐々に赤くなって弱る原因にもなるので定期的に水を交換しましょう!

水の汚れに対しての対処法はやはり定期的な水換えです。

水槽サイズや飼育数、餌の与える量によっても水換えの回数は異なりますが一般的な目安は1~2週間に一度1/3ずつの部分的な水換えが出来ていれば大丈夫です!

ヤマトヌマエビが白い

「ショップ等で購入したヤマトヌマエビ白い

「飼っているヤマトヌマエビがだんだん白くなってきた

このようなヤマトヌマエビが白くなる原因は体調不良の初期の状態です。

健康な状態のヤマトヌマエビの体色は透明感のある体色や青色、濃いグリーンに近い色をしています。

ヤマトヌマエビに体調不良のサインが出始めたら飼育環境がヤマトヌマエビに合っているか?確認を行いましょう。

ヤマトヌマエビに適した水温

ヤマトヌマエビに適した水温は15~25℃前後になります。

活動の活発になる水温は18~24℃の間が最も状態良く飼育が出来る水温です。

ヤマトヌマエビに適した水質

ヤマトヌマエビに適した水質は弱酸性~弱アルカリ性までと適応範囲は広いです。(PH6.5~7.8前後)

ただ、水質の急な変化にはデリケートです。

水わせの時や水替えの時は急な変化に気を付けて時間を掛けて行いましょう。

ヤマトヌマエビの隠れられる環境か?

ヤマトヌマエビは水草や流木などの障害物に身を寄せる事で落ち着きます。

ネオンテトラやグッピー等の熱帯魚や金魚やメダカと一緒に飼育する時は水槽内に隠れられる場所を設置してあげましょう。

ヤマトヌマエビの体色変化まとめ

ヤマトヌマエビの健康状態は体色から判断が出来ます。

特に変化の兆候としては健康な状態(透明または青色)から状態不良(白い色)になりその後(赤い)といった段階を経るにつれ状態が悪化していると判断が可能です。

ヤマトヌマエビの長期飼育のコツはこの状態の変化にいかに早く気付いて対処を行えるか?

ここがとても重要なポイントとなります。

変化に気づいて対処を行う事でより長く楽しいヤマトヌマエビの飼育が出来ると思います。

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