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クレステッドゲッコーを飼いたい・エサやケージを知りたい
爬虫類の中でもペットとして人気のクレステッドゲッコー 略してクレスと呼ばれる事が多いです。
ニューカレドニアが原産で和名はオウカンミカドヤモリと呼ばれています。
頭部と目の上の櫛状の突起が特徴的なヤモリで全長は20cm前後になります。
爬虫類専門ショップや爬虫類イベントなどでもレオパードゲッコーと共に良く見かける人気の種類です。
- クレステッドゲッコーのエサは?
- クレステッドゲッコーのケージは?
- クレステッドゲッコーの飼育に必要な物は?
- クレステッドゲッコーの品種(モルフ)は?
- クレステッドゲッコーの寿命は?
1.クレステッドゲッコーのエサは?
クレステッドゲッコーは自然下では昆虫や果実等を主に食べています。
飼育下でも基本はコオロギ等の昆虫をメインにバナナや爬虫類用ゼリー等を与えますが近年クレステッドゲッコー専用フードが市販されているのでそちらが便利です。
クレステッドゲッコーのペットとしての人気が高まった背景には専用人工飼料の普及も大きな要因としてあげられます。本当に便利なんですよね!
クレステッドゲッコーのエサのランキングをあげるとするならば
- クレステッドゲッコー専用フード
- 冷凍コオロギ
- 活コオロギ
以上が入手のし易さ、保存の容易さを含めたエサのランキングになります。
栄養バランスを考慮して専用フードメインで飼育し時折コオロギや爬虫類専用ゼリー、バナナ等の熟した果物を与えて単一給餌に飽きないように心がけてあげて下さい。
エサを与える頻度ですが
- 幼体時~生後1年未満の個体→ 毎日
- 1才以上→ 1日置き
- 成体(2才以上)2~3日置き
上記を目安に与えると良いです。
またクレステッドゲッコーの個体差や温度湿度など周辺環境の変化により
毎日餌を食べない場合もありますがそのような時は少し様子を見てあげるようにしてください。
むやみなハンドリング等もエサを一時的に食べなくなる原因になる恐れもある為に必要以上に触らないことも大切です。
またエサを与える際にはカルシウム剤の添加も行いましょう。
幼体時には毎回の給餌毎に添加し成体にも2~3回に一度はカルシウム剤を添加し健康維持を心がけてあげましょう。
2.クレステッドゲッコーのケージは?
クレステッドゲッコーは立体的に活動をする為、高さのあるケージが適しています。
- 爬虫類専用ケージの高さのあるタイプの物
- 中~大型のプラケース
等がお勧めです。
ケージのレイアウトは立体活動がし易いように流木や枝、観葉植物やイミテーションプランツを施しクレステッドゲッコーが住みやすい環境を提供してあげましょう。
ケージの床材は保湿効果の高いパームマットや爬虫類用ソイルを敷くか
メンテナンス重視を考慮してキッチンペーパーやペットシーツを敷いても良いです。
床材は飼育者の飼育スタイルに合わせましょう。
クレステッドゲッコーは水をよく飲みます。
また湿度を一時的に上げて活性をあげる意味も含めて毎日霧吹きでスプレーをしてあげましょう。
クレステッドゲッコーはケージの壁面に付いた水滴を舐めて水分を補給しますので毎日の霧吹きは忘れずに!
冬場は冷たい水をスプレーでクレステッドゲッコーに掛けないように注意しましょう。ケージ内温度(25~30℃)と同じくらいかやや高めの水温で霧吹きを行いましょう。
3.クレステッドゲッコーの飼育に必要な物は?
クレステッドゲッコーは南国ニューカレドニアが原産のヤモリです。
寒さには弱く適温は25~28℃前後です。
活動出来る温度を保つためにパネルヒーターや保温球を使用します。
- 爬虫類用パネルヒーター
- 爬虫類用保温電球
- 爬虫類用遠赤外線ヒーター
いずれかを使用しケージ内温度が25~28℃前後になるように調整しましょう。
クレステッドゲッコーの飼育に必要なアイテムをまとめると
- ケージ
- 保温器具(パネルヒーター等)
- 床材(ペットシーツ キッチンペーパー等がお勧め)
- 霧吹き
- 温度計
- エサ皿(マグネット式専用エサ皿等)
- レイアウト用流木等
- 専用フード
- カルシウム剤 ビタミン剤
以上があげられますのでクレステッドゲッコーをこれから飼う予定の方は揃えてお迎えください。
4.クレステッドゲッコーの品種(モルフ)は?
ペットとして人気のクレステッドゲッコーは今は世界中のブリーダーによって
品種改良が進められています。色彩のバリエーションがあり好みの柄なども選べるようになっています。
品種としては
- ファイア
- ダルメシアン
- クリームシクル
- ハーレークイン
- タイガー
- ピンストライプ
- リリーホワイト
等があげられます。好みの色柄の個体を選ぶ楽しみもありますよ!
5.クレステッドゲッコーの寿命は?
クレステッドゲッコーは性成熟に2~3年程時間が必要です。
成熟してからの交尾産卵の頻度(繁殖を前提とした飼育環境の場合)や
ペットとして生涯単独で飼育する個体の場合など飼育状況や栄養状態等によって年数にバラツキはありますが
概ね 7~10年(繁殖を行った場合)
15年前後(生涯単独飼育で安定した飼育環境下の場合)
などの寿命としての幅がありますのでどのような飼育環境かによる部分もありますのでより長くクレステッドゲッコーとの生活を楽しめるように飼育者の方々が考えてあげて下さい!
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